仮面ライダービルド ファイナルステージ感想

 仮面ライダービルド・ファイナルステージの10月13日(土)、第1・2回公演を見てきました。同行者が良席を当ててくれたので、2回目は役者さんのお顔が見えるくらいの近さでした。
 私は……先行で抽選した意味あるのかなーと考えこむような席でした😅 ダブルのときは2階席だったので、そのときよりは近くで見られましたが。
 いよいよビルドが終わってしまうのだと思うとさみしい限りです。この先、仮面ライダークローズや平ジェネファイナルがあるとはいっても、実質的にはファイナルステージが最後。
 あっという間の1年でした。名残惜しい!
 同行者はファイナルステージの円盤を予約していたので、届いたら私も見せてもらおうと思いますw
 尚、台詞はこんなニュアンスかなーくらい。覚え違いも甚だしい部分もたくさんありそう。
 2回見たのにその日の夕方には忘れているという悲しいミラクルorz


*以下ファイナルステージ ネタバレ*


 新世界で創造主として生まれ変わった戦兎君と、相棒の万丈。新世界へと移行するまでには、テレビでは語られなかった苦労があったそうな。
 いちいちメタな戦兎君の語り口調が、客席を揺らしていましたw

 戦兎君と万丈が光の狭間で目を覚ましたところから物語がスタート。なぜか戦兎君が万丈の左腕を握っていて「ウワアー気持ち悪ぃ!」と戦兎君を振り払う万丈。
 ジオウ世界の再現に、こらえきれない客席w
 エボルトを倒したにもかかわらず、頭上には接近しゆくふたつの地球の姿が。エボルトを倒したのにと動揺する万丈に、時間の流れる速度が違うんだと戦兎君。
 そうこうしているうちにスマッシュが出現、どうやらハザードスマッシュのよう。迎え撃つために変身するふたりですが、体力が大幅に削られていたため、その姿はラビットタンクとノーマルクローズでした。
 姿を現したスマッシュにとまどう戦兎君をよそに、万丈はなにかを得心。
万丈 「死ぬ前に見るっていう蛍光灯だろ」
戦兎君「走馬灯」
万丈 「よく見りゃこいつもIQある顔してるじゃねえか」
戦兎君「愛敬だろ」
万丈 「いちいちうっせえよ!」
 甘酸っぱいらしい思い出に勝手に浸ろうとする万丈とは裏腹に、クローズにスマッシュの拳が決まる。
 ビルドたちが不調とはいえ、スマッシュは通常よりも強いようす。
 なんとか倒すと、そこにはロストボトルが残されていました。
 そこに飛び込んできたのは、新世界のエネルギー源として消滅したはずのエボルトの声。さすがエボルト、倒されたくらいじゃ消滅しませんでした。爆発の瞬間に液状化させた遺伝子をばらまいて、スマッシュとして再構築したのだとか。
 迷惑という言葉では足りないです。
 新世界はエボルトをエネルギー源とするため、このままでは出力が足りずに、融合した瞬間から崩壊を始めてしまう。それを阻止するには、ロストボトルを10本すべて集めてパネルに差すしかない。それはエボルト復活の手段でもあるけれど、新世界のためにはそのとおりの行動をとるしかないのでした。
 ふたりは手分けしてスマッシュを探すことに。

 客席後方から周囲を探索しつつ現れるビルド。観客席を見て
「人が増えてる……」
 そこに語りかけてきたのは葛城。
葛城 「エボルトによって命を落とした犠牲者だ」
戦兎君「こんなに……お悔やみ申し上げます(合掌)」
 これを戦兎君のとぼけた口調と、ビルドのスタイリッシュなスーツでやるので、笑いがこみ上げて仕方ないのでした。
 このときの葛城は脳内通信でした。
 ステージへと戻ったビルドはスマッシュを発見して交戦。いざとどめとなった直後に乱入してきたのは、CDのハザードスマッシュでした。音響攻撃でビルドを足止め、2体がかりでフルボッコに。
 救援に来たのは、グリスとローグでした。グリスは舞台に向かって右側、ローグは左側から、それぞれ客席通路を歩んで登場。
 間近で見る「割れ物注意」シールはややシュールでした😏
 ビルドと協力し、スマッシュをあっさり撃破。ボトルをなんなく回収しました。

 一方のクローズは三羽烏のハザードスマッシュと遭遇。さすがの万丈も、ノーマルクローズでは苦戦していました。
 3体を相手に善戦してるだけ素晴らしいけれども。エボルトの遺伝子に関係があるとはいえ、ここまで強かった2号ってそうそういなかった気がする……。
 そんな戦場に降り立ったのは、まさかのマッドローグでした。仮面ライダーが来てくれた=救援だと喜ぶ万丈。
万丈 「助かったぜ内海さん! あんたとはあまり話したことなかったけど……」
内海さん「…………」
 マッドローグにぶん殴られる万丈。絡みがなかったことを言われたからではないようす。サイボーグを通り越して、もはやワタシハダレ状態の内海さん。
 万丈の状況は悪化していくばかりに思えましたが、体力がある程度の回復を果たしたようで、ノーマルクローズからクローズチャージへと変身、なにはともかれマッドローグをあっさり撃破。
 排出されたロストボトルを手にした万丈に、操られていたようだと告げる内海さん。いつもの内海さんの口調でした。ふたりは協力して三羽烏のスマッシュを撃破しました。

 場面は切り替わり、逃げるスマッシュの頭上に灯る赤い影。フルフルボトルを使えるくらいまで回復した戦兎君が、ラビットラビットに変身、スマッシュをあっさりと撃破しました。
 ホークガトリングでスマッシュにえげつない銃撃をぶちこんだり、ニンニンコミックで惑わせて攻撃していたりしましたが、ラビラビ登場に会場はさらに沸きました。
 グリスとローグもそれぞれスマッシュを撃破。そんな3人のもとへ、クローズチャージとマッドローグが合流。カズミンとげんとくんの姿に喜ぶ万丈。
万丈 「無事だったのか!」
カズミン「死んだのに無事なわけねえだろ!」
 ごもっともですw
 万丈たちが回収してきたボトルを合わせて10本が勢揃い! 新世界でまた会おうみたいな雰囲気になっていますが、戦兎君は黙りこくる。
 戦兎君が新世界には行かれないと知り、怒り嘆く面々。内海さんだけが冷静に「創造主として生まれ変われる可能性がある」と告げる。
 もめる彼らをよそに、新世界はいよいよ生まれようとしていました。一刻の猶予もない。ボトルはパネルへとはめこまれ、エボルトが元気に復活を果たしたのでした。

 エボルトは遺伝子を放出して擬態のスマッシュを作り出し、戦いの火蓋は切って落とされました。
 焦りもある、疲労もある、なにより時間がない状況で、追いつめられていくビルドたち。倒れ伏した彼らを窮地から掬い上げるように現れたのは、元の地球に残してきたはずの美空と紗羽さん。
カズミン「みーたん!」
美空 「グリス……」
カズミン「まだそれかよ」
 そして撃沈。ものすごく切迫してる場面なのに巻き起こる笑いw
 美空と紗羽さんの合図で声をひとつにした観客の声援で、仮面ライダーたちは完全回復! やはり、声援が力になるのはヒーローの鉄則!
 もしかしたら、鷲尾兄弟もどこかにはいたのかもしれません。
  再び立ち上がった仮面ライダーたちはパワーアップしました。ラビラビはジーニアス、チャージはマグマ、グリスはブリザード、ローグはプライムローグ、マッドローグはフェーズ4(だった気がする)。
カズミン 「どこのお姫様(だったような? ヒーローだったかな💦)だよ」
げんとくん「プライムローグだ」
 マントつけただけなのに反則なかっこよさでした。
 擬態をさっさと撃破した彼らはエボルトと対峙、完全体となる白いエボルト(怪人体)との戦いへ。
 トリガーを破壊しても実は擬態なので行動に支障がなかったりするエボルトは、いつものように厄介きわまりない敵でした。
 でも、変身解除されようと追い詰められようと、ラビットフルボトルとドラゴンフルボトルを手にした戦兎君は不適に笑うのでした。
ベルト「Are you ready?」
戦兎君「変身!」
万丈 「ダメです!」
 映画の再現に爆笑の渦が巻き起こる客席。もう、腹の皮がよじれるかと思ったw 感動の、そして白熱のシーンなのにww
 クローズビルドはエボルトを撃破、エネルギーは無事に送り届けられました。

 ほっと胸を撫で下ろす一行。変身も解除して、安堵の面差しです。
 突然、内海さんが声をあげました。
内海さん「人間の体に戻ってる……」
 なぜか笑う客席w
 新世界ではエボルトの存在はなかったことになっているので、サイボーグ化した内海さんの肉体もなかったことになるようでした。新世界にサイボーグとして転生したら悲しいし、リセットされてよかったですw
内海さん「新しい世界では、君に負けない発明をするとしよう」
 彼は静かに光の扉の向こうへと歩み去っていきました。
 次に動いたのはげんとくん。内海さんの意見に同意すると「賛成だ」Tシャツを見せつけ(1回目は無音、2回目にはブラァ!!の効果音)光の向こうへ去っていきました。
 続いたのは紗羽さん。戦兎君に歩み寄ると「家族を与えてくれてありがとう」とハグ✨ 1回目は観客席から感嘆のため息がこぼれましたが、2回目はなぜだか無言でした。見とれすぎて声もなかったものと思われます(私はどちらも感動のあまり泣きそうだったw)。光の扉を颯爽とくぐって行きました。
 そして、カズミン。命を落とす結果になったことを後悔していないと男らしく告げます。「仮面ライダーをまっとうさせてくれたこと、感謝する」と、かっこよすぎるお言葉。光の扉へとまっすぐに歩んでいきました。
 さらには美空が歩み寄りました。戦兎君の袖口を引いて「私も残る」。それを聞いて詰まる観客席、問答無用で泣く私w そういうわけにはいかないだろと諭され、「忘れてなんかあげないんだから」と、毅然と扉を抜けていきました。

 残ったのは戦兎君と万丈。
 去りがたい様子の万丈に、お前も早く行けとわりとぞんざいに急かす戦兎君。怒った万丈は戦兎君につかみかかり、戦兎君はちょっと迷惑そう。
万丈 「お前に会ってからどんだけ辛かったと思ってるんだ! 忘れられるわけないだろ!」
 向こうで待ってるからなとプンスカ光の扉へ向かう万丈に背を向けたまま、戦兎君は後悔していないと言い切りました、かっこよすぎる。
 その後ろでうろうろしている(観客席に背を向けている)万丈。満足そうな戦兎君へ、気まずそうに話しかける。
万丈 「なんか俺の扉だけ開かないんだけど」
戦兎君「はあ!? しらないよそんなの。せっかくいい感じに決まってたのに」
 戦兎君のお怒りはごもっともなんだけど、それは万丈のせいじゃないw
 突如として不穏な外音を立てるパンドラボックス。倒れようとしているのか、壊れようとしているのか。慌てて抑えるふたり。
 これが功を奏したのか、ふたりは新世界へと無事にたどり着いたのでした。

 テレビ本編で流れた戦兎君と万丈の再びの邂逅を再現、記憶を保持するたったふたりとして新世界へと歩みだして行きました。
万丈 「そういや、なんで俺たちだけ覚えてるんだろうな」
戦兎君「それは……このあとのトークショーで!!」
 メタ過ぎる発言で勝利の法則を決めると、ステージは終了しました。


 2回目のこと。
 万丈の扉が開かなかったシーンのあと、
戦兎君「なんで開かないんだろうなー」
万丈 「えっ!?」
戦兎君「アドリブだよ、アドリブ! なかなか音が鳴らないから……」
 そこでようやくパンドラボックスがきしむーーという一幕もw
 げんとくんの賛成だTシャツのブラァ!!にびっくりしてしまったようですw
 BGMが大音量で万丈の口火と被ること2回。乱入したブラァ!! そりゃ動揺もするww
 アドリブ入れられても反応できなかった赤楚氏にほんわかしましたw

***

 半分近くまとめた状態で消えてしまったので、ちょっと折れてました😩 結果、まとめるのに1週間……。
 長文を書くときは、他のアプリで下書きをしてからコピペの方が安全なようです。サルベージもできないとのことだし😱

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ともしび港

特撮がライフワーク。備忘録兼用。わりとうろ覚え