ウルトラマンR/B 第10話感想

 ホロボロスの造形にグクルシーサーを思い出しつつ、前足が長いと後ろ足が曲がらなくて素敵だなと思いつつ。もふもふ部分のクリーニングが大変そうです。
 愛染社長が召喚して社長が倒すのは立派な(?)マッチポンプだと思いますが、そのあたりは社長は気にしないんでしょうか。マッチポンプで讃えられたウルトラマンなんぞ今までいないですが、そのへんはどうでもいいあたり、ウルトラマンの精神とは乖離しまくっているのが宇宙人らしいというかなんというか。
 兄弟に就職先を持ってくるのなんて、あからさまな追い出し計画だしw ちゃんと宛を作ってくれるところは、優良企業の社長らしいですが。
 それにしたって、社長みずからひとりで露店を切り盛りするとか、なかなかのバイタリティです。ダーリンもそのへんで見守ってるのかも知れないけど。

 変身解除されたイサミが踏み潰されないか不安になりましたが、少し離れた場所で解除になったようでよかった。
 前回をなぞるように、ダメージで動けない兄弟の目の前でオーブリングNEOを拾い上げる社長、というのが皮肉がきいてますね。チェレーザも敵性宇宙人ではなさそうだし、改心して共闘という流れも作れそうですが、はてさてどうなることやら。
 慎重派のカツ兄がためらいなくオーブリングNEOを使っていたということは、また朝練をしたんでしょうか。ゼペリオン光線とゼットシウム光線を使ってたし。

 さりげなくアサヒちゃんのあやしさを醸し出しつつ……幼少時のアサヒちゃんが登場したのは初めてのような。カツ兄が大学を諦めた理由を知らなかったり、過去を知らないような口ぶりばかりでしたが、今回のお話からすると、小さな頃はあったということなんですね。
 写真そのものを見せてもらったわけじゃないから、本当かはわからないけどw あんな赤ん坊の頃の記憶があるのはさすがにおかしいのではないかと思うので、やはりアサヒちゃんは謎すぎる😒

 イサミがひとりでシリアスモードに突入、余裕がなくなって家族にたいしてもまともな反応ができなくなってしまってましたが、そこはカツ兄のさすがの包容力で回復してよかった!
 それと、やっぱり家族の愛だね! ルーブは家族の物語だし、兄弟間だけではなく家族間での愛情がしっかり描かれるのがまたいい😆
 でも、カツ兄は徹底して「兄」のポジションでイサミを励まして家族を支えて、積極的に戦いに出ているから、彼が折れたときが怖い。メンタルが強靱だからそうそう折れないとは思うけど😣

 それにしても、特撮合成があまりにも自然すぎて、本当にビルが倒れてパパとアサヒちゃんが危険なようにしか見えなかった。臨場感ありすぎてほんと素敵。
 すかさずかばいに行ってビルをやさしく地面に置くロッソがやはり兄の風格です。
 ホロボロス強すぎて負けてしまったけど、完全素人のウルトラマンにしてはかーなーり善戦できてたと思います。
 ポエミーな文句とともに出撃していく社長には変な笑いがこぼれてしまいましたw マッチポンプにもほどがあるよ社長!!
 そういえば、帰宅していくシーン、兄弟が持っていたはずの荷物はどこへいってしまったのだろう……。


 来週は変な女の子が登場するようですが、物語を転がしてくれるのか、棹を差すだけなのか。
 気になるところです。

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ともしび港

特撮がライフワーク。備忘録兼用。わりとうろ覚え